2009年02月06日

スイスの民族楽器・民俗芸能はどのようなシーンで演奏されるか。

スイスの民族芸能はどのようなシーンで演奏されるのか?
どのような位置つけなのか?について書いてみようと思う。


 日本では、私のグループ エーデルワイスムジカンテンも含め、いろいろな民族楽器を、次々に出して演奏するということを、取り入れているところが、アルプス音楽業界には多いような気がするが、
スイスでは、


ヨーデルは、自主コンサートとヨーデルフェスト、村のお祭り,教会のコンサート。

*ヨーデルフェストではソロ、2重唱・3重唱などの伴奏はつける場合、アコーディオン1本コーラスは無伴奏と決められている。
 
*沢山のヨーデルコーラスは、村の公民館(ゲマインデハウス)などの多目的ホールで、飲み物を飲みながらのコンサートを、年に1.2回行うところが多い。
決まって、終わってからはレストランに会場が早変わりし、
自分たちがホストとして迎える。アコーディオン・シュバイツアオルゲリ・コントラバスなどのバンドを雇い、ダンスパーティ付きのもの。


*コンサートホールでのコンサートは、殆んどしない。

彼らは、「ヨーデルは自然の中で歌うもの。」と思っているから、寒かったり、天気が変わったりすると外では都合が悪い、ということで、飲み物付きで行える、多目的ホールにしているのだ。よく、舞台の背景は、山や、古い家などの自然の絵が書いてある。(このことは後日詳しく書きます)
 
*個人や、2重唱などは殆んどコンサートはしない。ヨーデルフェスト参加が、メインである。

 
シュバイツ・オルゲリはコントラバスやボタンアコーディオンなどと組んで、レストランや、パーティのダンス音楽や、ライブ。村のお祭り。(彼らはコンサートは殆んどしない、・・マリーテレーズ談)一晩幾らで、お小遣い稼ぎ。


アルプホルンは、ヨーデルの総会などのオープニングと締めの演奏などや、ヨーデルフェスト、村のお祭り


旗振りは、やはり、旗振りを中心とした、野外の集まりなどと、ヨーデルフェスト、村のお祭り。


クーグロッケンは殆んど、観光客相手のレストランのみでしか演奏されない。

 *一般的には殆んど、誰も演奏しない。なんと!ある楽器屋さんでは、「クーグロッケン」で、楽器と伝わらなかった!「アルペンシェッレ」と言うらしい。(これは200811月まで私もスイスの民族楽器と信じていたのでびっくり!)
 
 *ゴイエンゼーのコンサートで去年私が、演奏したら、スイス人たちは喜んで、「ヴンダヴァー!!」の嵐、大好評でした♪
 
とそれぞれが、違ったシーンで演奏されるものである。
 

この中で、アコーディオン・シュバイツァオルゲリ・コントラバスの様な、楽器の編成のバンドは、印象としては
「雇われて」、という感じであり、(小遣い稼ぎ、それで食べているわけではない)
ヨーデル・アルプホルン・旗振りは本当に「趣味」という感じである。


ここに挙げたのが、大きなものだが、この他にも、「レッフィ」「レッチェル」などもある。
名前だけ聞いても何のことやら、という感じかしら、少しづつ楽器の背景と、歴史なども、お話していきますね!


また覗いてくださいね!ヨーデル通になれます♪
*ご質問・感想などはsakurakikaku@k6.dion.ne.jp  迄。お待ちしています。

posted by sakura at 08:41 | スイス民族音楽・民俗芸能

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