2009年03月18日

スイスヨーデルのレッスン

なかなか毎日忙しい。
長い文章を気合いを入れて書く暇がないので、今日も小ネタです。
 
「スイスでのヨーデルのレッスンで気づいたこと。」
 
*90パーセントの人がジーパンやカジュアルな格好で来る。
中には犬を連れてくる人も!犬の散歩の途中といった感じのジャージーで♪
 
*個人レッスンは、ほとんどが主婦。全員趣味でやっているアマチュア。
 ヨーデルコーラスはほとんどが職業を持っている男性。。(仕事を持っていない人は定年、年金暮らしの人)
ファーマー・銀行員・タクシーの運転手・バスの運転手・郵便屋さん・ミルクやさん・警察官などなど。女性ももちろんいます。大抵は主婦。若い人も結構多い!
 
*個人レッスンは、決して安いレッスン料ではない筈なのに、その場で音をとる人続出。
音は家で取ってくる のが常識の日本の、音大のクラシックとはかなり違う。
 
*その 音の取り方が、コード感の中で取るのではなく、そのひとつ前の音からの、音程差でのみとる、というやり方だから、絶対音感のキチンとある人ならいざ知らず、T・X・W・X7 をこえた、コード進行だと「難しい〜」という感じになり、やたら時間がかかる。
 
*風邪をひいて、平気でレッスンに来る。
「自己管理も仕事のうち、そんなんじゃプロになれません。」とは 誰も言わない。 
彼らは趣味でやっているから構わないのよね。でも、合唱団なんか「みんなで歌う」という状況で、一人が咳・鼻水だったら。。。うーん。。。
 
 *日本だったら、高校時代に少し良い声だったら 音大に行く?のような流れがある。声楽家 オペラ系に進んだり。スイスでは少し良い声だったらヨーデルでもやる?となるのかしら?
と思えるほど、持ち声の豊かな人が多い。
心の中で「オペラでも行けるんじゃん?」と思ってしまう。
 
スイスの伝統芸能は沢山の人が参加して、盛ん。
 
沢山の人は譜面があまり良く読めない。
 
音が違ったり、リズムが違ったりしちゃいがち

レッスンに来る回数ものんびり、1か月に1回来ればよいほう。
 
人生の楽しみのためにやっている。
 
1年に1度のヨーデルフェストが発表の場。
 
 
ええと。
 
日本のアマチュアコーラスやアンサンブルはは決してレベルが低くないんだな。
 

でも仕上がった音はとても素敵。
 
うん スイスのヨーデルは、沢山のアマチュアによって行われてる、生活に根ざしたもの。仲間と歌える喜び、生きざまが伝わってきて素敵。
 
 
 
 


 

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2009年03月17日

スイスヨーデル人の自然好き

スイスのヨーデル歌いの自然好きったら、それはもうもの凄い。
もともと「ナトゥーアヨーデル」や、「ツオイエリ」など歌詞のないヨーデルは、楽譜もなく、自然の中で山の中で歌うものだった。
 
スイスのヨーデルのコンサートは殆んどが、教会か多目的ホールのような飲み物付きで行えるところなんだけど、
その舞台の背景は申し合わせたように、山や昔の民家 花などが、全面に大きく、帆布のような生地に、書いてある。
舞台用語ではこのような背景を布に書いてあるのを、「ドロップ」というんだけど。
ヘンゼルとグレーテルの森のシーンのような感じ。
 
なんと!ヨーデルフェルバント(ヨーデル連盟)の総会の舞台にも、背景のドロップがあり、やはり、山と、古い民家だった。話し合いが目的の席だって言うのに!
 
「本当は森の中の広場で話し合いたいのよ」
「寒いから部屋の中でやってるわけ。でも、雰囲気出したいから 森の絵のドロップ飾ってるの」
といったところかしら。。
 
その話し合いのあった、多目的ホール、一歩外に出たら、遠くの山まで、何も建物がない緑がずっと続いていた。
 
「クスッ 都会っ子の私から見れば、ここは大自然の中のホール。その舞台にさらに山の背景を張って、ん?・・・自然好きにも 程がある?! 」
 
よっぽど自然が好きなんだよね。
 
私も自然が大好き。
木漏れ日の中でヨーデル歌うのが好き。
 
でもでも一番好きなのは、ねこと昼寝をすること。

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2009年03月02日

スイスの民族衣裳って?

「これはゴイエンゼーの新しい民族衣裳なのよ!」 マリーテレーズが言った。
「え!?新しい??民族衣裳?」
 
スイスではそれぞれの州や町、村によって細かく民族衣裳が決められており、国旗のような役割、ああ、あの感じはベルンの人だ、シュビーツだという風に、それは昔に決められて、受け継がれてきている。
と長い間理解していた。正式な場に着ていける、晴れ着。また、農作業用の民族衣装もあったりする。
ドイツ語では「とらはっとっ」
 
「この青はルツェルンのカラーが青だから、(ゴイエンゼーはルツェルンの近く) 花の刺繍は全てゴイエンゼーに生えているものなのよ!」

その新しい民族衣装は、男性はウールのベストとスモックを、気候により、使い分けられる。女性は濃い紺色のシルクのエプロン、黒い石のネックレス、お揃いのイヤリング。 可憐な感じの草花の刺繍が、男性は襟のあたりに、女性は前身ごろに素敵に施してある。
 
ゴイエンゼーではゲマインデの集会で衣装を替えると決めたのかしら??
 
「ゴイエンゼーでは、このヨーデルコーラス以外の普通の人も、全員この衣裳なの?」
と聞いてみる。
「このコーラスのみの民族衣装よ!」
「アルプホルンのサークルや、旗振りの人は、感じは似ていても、
また違う民族衣装よ!」
 
 
なるほど。
クラス対抗体育祭のTシャツや、合唱団のお揃いのトレーナーと一緒ですね。
この合唱団のみ のお揃いのもの。
 
「アッペンツエルのあたりは赤い色、中央スイスはルツエルンが青だから、青系が多い、ベルンは黒、ベルンの男性は半袖のチョッキ と大体決まっているのよ、細部は、それぞれ決めていいわけ」
「幾らなの?」
「6000フラン!」 (日本円=1フラン80円で48万円)
 
おお!
 
民族衣装は、自分たちの民族の誇りなのですものね。 

 
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2009年02月18日

スイスヨーデルのシラブル

スイスヨーデルのシラブルには決まりがはっきりあるのを、知っていますか?
「u/o/ue」母音はこれだけ。EとIは使わないのです。
ueの表記はuのウムラウト。
そして子音はJ(よ)とL 時々Hがはいる。
 歌いだしにはLを付けてはいけない。
 
どうして?
「それがスイスのヨーデルのスタイルだから」
「そう決まっているから」
「IとEはオーストリアのヨーデルでよく使われるから、私達は違うスイスのスタイルを作った」
 
誰が決めたの?
「ヨーデルフェルバント(スイス連邦ヨーデル連盟)が」
 
いつ決めたの?
「100年以内の昔に、話し合って決めた。」
 
昨日のマリーテレーズとの会話。

(マリーテレーズさんは長年お世話になっている、私のスイスヨーデルの師匠です。スイスで有名な作曲家でヨーデル歌手)
 


スイス人は、20世紀の初頭に、自分たちの文化を作ろうとした。
自分たちのスタイルを決めたのだ。
伝統も大切、決まり事って、それを作った時は最上のことを考えたんだ。きっと、
そして後世のものは「そういう物」として何の疑問も持たずに受け継ぐ?
 
歌いだしがLOのほうが、はっきりとして、似合う曲もある、IやEを使ったほうが、
明るい感じがする、そんなものが似合う曲もあるんじゃ。。
と思うのは私だけだろうか。。
 
アメリカのアーミッシュの使っていい洋服の色を思い出した。
絵具は沢山あるのに、「この3色で、」のような。
 
もっと自由に!芸術って自由なもの。
ああそうか、これは伝統芸能なんだよね。
 
 
え?こんなこと書いてないで、CD作りに行ったんだからそのこと書けって?
全て出来てから、メイキングのお話も書きますね!
 
面白くなかった?小話

 
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